SSブログ

ドラゴンクエストXI [ゲーム]

今日は、ドラクエ11をクリアしました。
長かった。
予約していたので手に入れたのは発売日です。
プレイを開始したのも、ほぼ発売日です。
初っ端から長時間プレイできない日が続き、長期間の中断を繰り返し、後半は放置気味になり、こんなに遅くなりました。

永遠放置になりそうでしたが、「ドラゴンクエスト(無料版)」のダウンロード期限が迫っていたので頑張りました。

吾輩はネタバレされるのが大嫌いなので、ネタバレしないようにも気を付けたいと思います。
ドラクエ11のストーリーに関することは一切触れないでおきます。
感想だけ述べることにしましょう。

最初に感じたのは、「これ、なんか違う」でした。
最初から最後まで2Dモードでプレイしましたが、2Dモードは完全に蛇足だと思いました。
懐かしい見た目でオールドゲーマーの興味を引いていますが、3Dモードの演出を同じ尺で再現するのは無理があります。
3Dではキャラクターの演技やカメラワークが肝になります。
そのせいで1つのイベントの尺が長くなりがちですが、カット割りの工夫などで見ごたえのあるイベントシーンに仕上がります。
そういった演出を本気で2Dに落とし込もうものなら、各キャラクターにはかなりのアニメーションが必要となるでしょう。
しかし、それをやってしまってはドラクエらしくなくなります。
ドラクエらしい基本パターンのみでの再現では変な間が多く、下手な紙芝居を見せられているようで興ざめしました。

そもそも、イベントシーンが多いことも気になりました。
3Dならイベントシーンは見せ場となるので、物語に引き込む要素となるのかもしれません。
しかし先述の通り、2Dでは苦痛を伴う時間となってしまいました。操作できない時間が長く感じるのです。
そのせいで、物語進行があるたびに置いてけぼり、プレイヤー置き去りというのが正直な感想です。
2D時代のドラクエで、こんなにもプレイを中断させられることってあっただろうか。

あと、戦闘で敵がアニメーションしないのも残念でした。
魔法や技のエフェクトがアニメーションするので、棒立ちの敵は逆に目立ちます。
ドラクエ7では敵も2Dアニメーションしていたので期待していたんですけどね。
これは記憶媒体の違いもあるでしょう。
しかし、そんな中途半端な実装なら2Dモードを採用しないで欲しかった。
もしくは別発売にでもして欲しかった。

最初に感じた「これ、なんか違う」に話を戻します。
これは操作感に違和感があったのです。
完全2D移動のドラクエはスーファミ以来となります。
あの旧世代ハード独特の重い移動が感覚として残っているのですが、ファーストタッチではものすごく軽く感じました。
この違和感は最終的には感じなくなっていましたので、
これは60fpsと30fpsの違いでよく感じる違和感と同じなのかもしれません。
しかし、慣れてしまうとはいえ、違うものは違うのです。
こういう、触った感じも大事にしてドラクエを作って欲しかったと思うわけです。
「慣れ」で済ますのではなく。

あと、最後に。
何となく違うなと思う最も重要な要素は、堀井節が感じられないというところです。
これはドラクエ11に限ったことではなく、堀井雄二が第一線から引いてしまった作品から次第に強く感じるようになってきました。
意識して真似ている感があるのは、今回が最たるものではないかと思います。
宮崎駿と同じで、大作を手掛ける時間も労力も無くなってきたのでしょう。
それならば、1年ほどの周期でリリースできる規模の作品で本家の堀井節を炸裂して頂きたい。

ドラクエ12が出るまでには、PS4のドラクエ11と3DSの3Dモードをクリアしたいなぁ。

吾輩は、限定版に弱い。
nice!(0) 

nice! 0

COZMO コズモNintendo Switch(ニンテン.. ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。